先日のこと、20年近く使い込んでいる食器棚の劣化が気になり、でも買い替えるほどにガタが来ているわけでもなく、ふと「リメイクしよう!」と思い立ちました。
いろいろ調べながらリメイクグッズを選び、素人ながらにDIYして、なかなかの出来に仕上がったので紹介したいと思います!
食器棚リメイクに挑戦!
「買い替えるほどにガタが来ているわけではない」と書いたように、モノ自体はしっかりしていて良いものなので、引き出しや扉も相変わらずスムーズだし、形状や大きさ、作りも使い勝手が良くて気に入っている食器棚。
ただ、少し汚れが気になるところがあったり、角になってるところが少しめくれようとしていたり、カラーリングに時代を感じる…という感じだったんです。
食器棚リメイクというと全面的に塗ってしまうという手もあるけど、私は「塗る」じゃなく「貼る」で解決することにしました。
100均商品、セリアのタイルシール
ウチの食器棚は使い勝手上の構造が上段・中段・下段に分かれていて、中段はオープンスペース。そこにスライド式の炊飯器置きがついていて、あとは自由にものを置くタイプです。
そこに使われてる白っぽい化粧板についた汚れが何の洗剤でどう拭いても消えなくて…
このシミ汚れみたいなのを隠すのとお洒落感UPを狙って、小さいタイルシールを貼ることにしました。
色々見てまわって、結局使ったのがセリアのタイルシール♪
これをひたすらペタペタ貼って、こんな風になりました!
「うんうん、なかなか良いじゃあないか♪」と思いつつ、次の工程へ進みます。
実は食器棚全体のBefore写真を撮り忘れてたのですが(汗)、さっきから写真の端にちょこちょこ写っているように、食器棚のメインカラーはブルーグレーの大理石調?な化粧板で、引き出しや扉の取っ手は銀色の金属製。
この取っ手表面が錆っぽくガザガザに荒れてて気になるので、黒く塗ってしまうことにしました。
取っ手を塗った塗料など
これも細かい工程を写真でおさえてないので雑なイラストで解説しますが、ドライバーでひとつひとつ丁寧に外したら、段ボール箱に割りばしを刺したものに取っ手を差し込み、要するに手で直接触らずに塗装作業をできるように準備します。
↑この「手で直接触らずに作業できる準備」ってかなり大事です。ガタガタしたり倒れたりしないような仕組み・作業台をきちんと作っておけば本当に後がラクなので、面倒でもきちんと作っておきましょう。
シリコーンリムーバースプレー
で、取っ手の表面汚れを拭き取ったり、ガザガザを紙ヤスリである程度磨いたあと、脱脂をしました。
私はあまり気にしてなかったんだけど、旦那さんが「脱脂しとかないと塗料が浮いてくるから!作業途中でうっかり手で触ったりした時も、絶対もう一度スプレーし直した方がいいよ!」と、こんなスプレーを渡されたので、「こんなのどこから出てきたんだろ?」と思いつつ、素直にスプレーしました。
アサヒペンのメタルプライマー
次に下地づくりとしてこちらをひとつひとつに薄く吹き付けていきます。
本当は「塗装作業の下塗りの神」?ってくらい、みんなミッチャクロンって商品を推しているんだけど、
シンプルにウチの近所の店に置いてなかったので、アサヒペンのプライマースプレーを使いました。
アサヒペンの黒い塗料で仕上げ
そして最終的に黒にしたかったので、こちらで塗装。
ハケでひとつひとつ塗っていったんだけど、ど素人の私でも割と均一に塗れた感じで(もちろん完璧ではない)こんな風に仕上がりました。
壁紙シールでガラッとイメチェン!
そして全体のイメチェンとして、ブルーグレーの大理石調の化粧板をウッド調にしたい!と考え、リメイクシートを実店舗でもネットでも探しまくりました。
リアリティと貼りやすさ重視で
リメイクシートのせいで元々のより安っぽくなってもイヤだし、エンボスタイプ(木っぽい凹凸があるもの)を条件に探していて、最終的にこちらの壁紙シールに行き当たりました。
私はこれのW-WA312という木目調の壁紙を買ったんだけど、写真で伝わるかな?本当の木みたいな凹凸のある表面です。
ちなみに試しで買った100均の木目調リメイクシートはこんな感じ。
100均のは表面の凹凸はなく、紙に木目を印刷してます!って感じがハッキリと見て取れるし、シートが薄いので綺麗に貼るのも難しそうに感じて、やっぱりここはケチケチせずに良いやつを買おう!ってなりました。
実際に私が選んだ壁紙シールは「超厚手」と書かれていて、買う前は「床に敷くクッションフロアシートくらいあったらどうしよう!」と心配だったけど、実際はそんなことなくて(あたりまえか)、商品説明に「初心者は超厚手がお勧め」的なことを書いてあったのを信じて良かった。本当に貼りやすかったです。
シート裏面の糊の強さも絶妙で、ちょっとの失敗なら剥がしてリカバリーできるくらいの接着力でありながら、ちゃんと貼ったらこんな小さい所でも、下から貼った部分でも、カーブの部分でも剥がれないの。すごい!!
あとリアルな凹凸のある木目調を選んだから、少しシワが寄ってしまったとしてもそれがかえってホントの木の表面みたいで違和感もほとんどなし!サイコー!!
大満足の食器棚リメイク
貼りやすいのでめちゃくちゃ楽しんで作業できて、こんな感じに仕上がりました!
before 写真と並べられないという痛恨の撮影抜かりはさておき、大満足の仕上がりが伝わるでしょうか(*^^*)?
リメイクしてから20日ほど経ってもどこも剥がれてこないし、見た目も気に入ってるし、何よりDIY作業が楽しかった♪
なのでこれからもどこかポイントを見つけては家の中の何かしらをちょくちょくリメイクDIYしたくなってます!
そんな今日の記事もあなたに読んでもらえて嬉しいし、食器棚リメイクや何かのDIYを検討中の人のお役に立てたら嬉しいです♪
本当にありがとう(^人^)それではまた!
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