つい先日、娘がハタチになりました! (*゚▽゚ノノ゙☆パチパチ
1000gを切る超未熟児で生まれた娘が元気に成人したこと、とっても感慨深いです。
そして2人の子どもがどちらも成人して、上の息子はまだしばらく学生だけどほぼ子育て終了か~と、少し寂しくも思います。
そんな複雑な心境の中、今日はわかる人にしかわからなそうな、タイトル通りの記事を書いてみま~す☆
ウチの娘は宇宙人!?
娘のこれまでを振り返る
妊娠がわかったとき
もう20年以上前の話なわけだけど、妊娠がわかった時のことを今でもよく覚えてます。
ある日、普通に家事をしていたときふと「あっ!今、お腹に赤ちゃん来た!」(魂が宿った!)とわかった瞬間があって、それは上の息子の時にはなかった感覚なので面白いなと思いつつ、翌日すぐに産婦人科に行きました。
受診後、先生は「そんなに早く来ても妊娠はわからないですよ」と苦笑い。仕方ないのでとりあえず帰ったけど、私には絶対間違いないとわかってました。
そんでまた日にちを置いてから受診したら妊娠と言われ「ほらね!」と思ったものです。
なんとしても生まれる気満々!
妊娠中はトラブル多発で、ある時私は大量出血してしまいました。
「赤ちゃんが流れて行ってしまったかも!!」とパニックになったのですが、お腹で踏ん張っていてくれて無事でした。
お腹に来たアピール?といい、この時といい、この世に出て来ようという気迫のすごい子だなと感じました。
生まれてからの強さ
結局妊娠中のトラブルは落ち着くどころか増大していき、私の血圧もたんぱく数値も大変なことに。
いわゆる妊娠中毒症で、早く子どもを出さないと母子ともに危険だと。ただし早すぎると子どもが無事に健康で生きて行ける確率は減り、遅すぎると母の命は非常に危険。そんな状態に陥ってしまいました。
せめぎ合う頃合いを先生が見極め、結果として妊娠7ヶ月で帝王切開出産。娘は1000gを切る超未熟児で生まれて退院まで3ヶ月を要し、私も1ヶ月近く入院しました。
ただ、親戚や周りの人がどんなに心配しても、小児科の先生がどんなに厳しいことを言っても、私は「この子は絶対死なないし大丈夫」と、誰よりも落ち着いて平常心だったんです。
それは信じてるとか信じたいとかそういうことじゃなく「大丈夫と知っている感覚」でした。
もちろんいろんな治療や手術も受けたけど退院の頃には本当に元気で、超未熟児で生まれたにしてはかなり順調な成長ぶりだったと思います。
その後も特別な定期健診を受けつつ、2歳頃には満期・標準体重で生まれた子と体格以外は特に変わらないくらいになっていました。
そんな娘には何かただならぬ強さを感じていました。
小学校くらいからの変化
そうして乳幼児期~園児のうちは言葉が早かったのと手先が器用で芸術的感性が豊かだな~って以外は特に変わったこともなく、無邪気な普通の子って感じだったのですが、小学校くらいからなんだか様子が変わってきました。
自分とまわりの人たちとの違いに戸惑うようになり、だんだんおとなしくなっていったんです。ひとりの時間がすごく大事で周囲とかみ合わず、浮いてしまうことが多くなったようでした。
娘がよく言うこと
それ以降、中学、高専、成人に至るまで今も
まして義務教育が済んでもまだ進学しないと…って、なぜ?
働かないといけないってなぜ?
と言うんです。
1つ目や2つ目の質問に近いことは、1度や2度は子どもに聞かれたことがある人も多いかな?
でも、子どもがバシッと納得するような答えってなかなか出ないですよね。
増してや「なんでみんな好きなことして生きていけるようになってないの?」なんて難しすぎます。
他には
コミュニケーション能力とか協調性とか、それが足りないと悪いみたいな空気、何?
なんてことも言います。
ここまで聞くと、人に合わせたくないし学校行きたくないし働きたくないと、つまり「自分勝手で勉強嫌いで怠け者の問題児」みたいに思っちゃいません?
人が働く理由については「他の人や世の中の役に立つため」なんて説明をしたりしても「なんで役に立たないといけないの?」的な返しが来るし…
この世界にどっぷりつかって生きて来た凡人の私は「この子は利他精神ないのかなぁ、ちょっとヤバいかもなぁ」と思ったりしたんだけど、日頃の様子からはそんな風には思えないんです。
ちゃんと優しさも思いやりもあるし、自然や動植物や人に対する愛もあふれている子です。どうやら「役に立たなければいけない」という社会の圧?が許せないというか納得いかないみたいなんですよね。
要するにこの世の仕組みに納得いってない
学校に関しても「最低限の読み書き計算は別として、後はそれぞれ興味があって好きなことだけを好きな時に学べばいいじゃん!」ってことで、今の教育システムがおかしいと言ってるんですよね。
仕事に関しても「やりたい人がやりたいことをやりたい時にやる、それが自然と役に立ち助け合いになる社会」であればいいのであって、今のイヤなことでも無理してでも働かないと生きていけないシステムが変だと言ってるんです。
そもそも「お金が嫌い!貨幣経済のシステムがおかしい!」と、そこを起点に社会のあらゆることが変な仕組みになってると、そう思ってるようです。
そんな娘の子育ては大変っちゃ大変
私の子育ての基本中の基本はこれなので、
娘の言うことを否定して説得する気はなかったし、気持ちがわかる部分も多かったし、話を聞いているうちに確かに…と考えさせられることもたくさんありました。
それでも今のこの社会のシステムを完全に無視して生きて行くのは至難の業で、娘本人も変に真面目で完全にバックレることもできなくて、どう折り合いをつけていくか一緒に悩みつつ二人三脚の日々だったように思います。
宇宙人と言われて
そんなある日、スーパーで2人で買い物していた時に私の友達にバッタリ会いました。
彼はいろんなことがわかる能力者的な人で、その時初めて娘と会ったんだけど、一目見た瞬間に
「あ、宇宙人だ!」
と言ったんです。
その瞬間、娘も私も顔を見合わせて、心の中で「あーね、やっぱりそうだよね」と思いました。
初めて会うんだから性格とか考えとか知らないわけだし、変わった子という意味の比喩ではありません。彼にはわかるんでしょうね。
「まあいろいろ悩むだろうけど好きなことして生きて。それしかないから。」
なんて言われてました。
それ以降彼に会うたびに「宇宙人元気?」なんて聞かれてます(^_^)
映画「美しき緑の星」を観て
そんでまたある時、人を目覚めさせる映画との噂で気になっていたフランス映画「美しき緑の星」を観ました。
貨幣制度がなく、自分が得意で好きなことをして共生し、自然と調和して平和で豊かに暮らしている緑の星。そこから地球に訪問したミラは…
という感じのストーリーなんだけど、観てみて「娘はきっとこんな感じの星から来たんやな」と納得しました。
この映画の監督、コリーヌ・セローさんも「社会の仕組みや在り方にうんざりしているなら…」と話してます。
この映画の中でも、地球を訪問したミラは出会う人々を変えて行くんだけど、今同じように他の星から転生してきて地球を助けようとしている人がたくさんいると聞きます。
スターシードとか、なんとかチルドレンとか言うみたいだけど、おばたん詳細はわからないです(^_^;)
これからもソウルメイトとして
娘もどこの星から来たとか前世の記憶がハッキリあるとかそういうことはないんだけど、転生組なんだろうなと思うことばかり。
ここまで書いてきたこと以外にも日常会話の中で世界の仕組みのおかしさ、嘘をビシバシ指摘してくることがちょいちょいあるし、「そんなこと言ったっけ?」と、その内容を覚えてない時もたまにあったり(^_^;)
コミュニケーションに関しても「なんで言葉使わないといけないんだろ、まどろっこし!」と思う時があるんだって。
そんな娘の友達にもちょっといろいろわかる子がいて、「〇〇ちゃんとお母さんはまた特別なソウルメイトだね」って。
「そーでしょそーでしょ、あなたの母親は私しか務まらんと思うわ~」と言うと「私も私の母親はお母さんしか無理と思う」だって(*^^*)
最初の頃の何としても生まれたい気迫と、その後のしんどさを考えても、大変とわかってても何かしに来たかったんじゃないかなと思ったりするし、それをサポートするのが私の役目かな?
そんなヘンなことを常日頃考えている私だけど、あなたに読んでもらえて嬉しいです♪
本当にありがとう(^人^)それではまた!
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