今日の記事は昨日の続きになります(*^^*)
中学卒業後の進路
まさかの何もしない宣言
気の合う特定の仲間が出来て楽しく過ごせていた中学校生活も終盤。
仲良しの友達3人がそれぞれ目指している高校や学科に興味がなく、同じ学校に行こうとは思わなかった娘。
というより「私、勉強キライだし、何がやりたいかなんてわからないから受験勉強も受験もしない！」とか言い出してビックリ(@o@)！
頑張ってまで行きたいところもないし、そもそも人と関わるのが苦手だし、義務教育終わったんだからもういいでしょ的なことを言うのです(^_^;)
どっかに修行に行こうとか早く社会に出たいと思ってるわけでもなく、家にこもるつもり？みたいな感じで、さすがに能天気な私もちょっと焦りが…
娘の性格をよく知っている私からすると、少しでも世間と関わっていないともっと自分の好きなことやりたいことが見つからなくなると思うし、「中学終わって家にこもってました」ではやりたいことが見つかった時にスタートラインに立つことも難しくなるよと。
話し合いつつもどうなるのかな…と心配していたところへ、先生から「推薦するから高専受けてみたら？」と提案がありました。
急転直下の高専受験
息子同様に塾通いも家庭教師も一切したことのない娘だったけど、なんだか成績はやけに良かったからです。
で、「受験勉強を頑張らなくても行けるなら受けてもいいけど…」くらいなノリで推薦受験したところ、同じ学校から受けた6人のうちただ1人だけ落とされたんですよね。。。
すると「ちょっと！どうゆうこと！？私の何がダメなわけ！？」とムキになっちゃって、学力選抜を受けることにした娘。2週間だけ受験勉強らしく頑張って、見事倍率15倍ほどの難関をクリアしました。
そうして娘自身も家族も「さすがだね！すごい！！」って喜んで入学したんです。
いざ高専に入ってみると
いまだに寮生の割合が高い高専。クラスメイトのほとんどが昼食は寮の食堂へ食べに帰ります。なので自宅から通っている娘はポツンとひとり教室でお弁当を食べる日々。
寮生は寮生同士どんどん仲良くなっていくのに対し、元々コミュニケーション力低めでなかなか打ち解けられない娘。話す人がいないもんだから1日をめちゃくちゃ長く感じるようになったみたいでした。
そもそもやりたいことがわからないまま受験した学科も熟考したわけじゃなく、この中だったらこの学科かな…くらいな感じで決めたもの。そういった中で難しい勉強がとんでもない量と速さで押し寄せてくることにも心折れそうに。。。
担任の先生と最初に面談したとき「教室の中で人と話しているのを見たことがないのですが」と心配されてしまったし、長い夏休み明けには学校に行けなくなってた日も数日ありました。
またもや部活メンバーに救われた
娘が通う高専は何でもいいから必ず部活に入ること、という決まりがありました。
やっぱり何がしたいかわからない娘だったけど、とりあえず中学の頃と同じ美術部に入ってそこで何人かの友達ができ、それが心折れそうな娘の大きな支えになってくれました。
ありがたや～(>人<)
同じ頃ドハマりしたのが…
その頃、家でたまたま観た洋画に登場したアジア人俳優にめちゃくちゃハマった娘。
それは台湾出身の歌手、作曲家、作詞家、俳優も監督もこなす中華圏のスーパースター、ジェイチョウという人でした。
どんな人かわかってくるにつれ、CDやDVDを買い集めたりして思いを募らせる娘。彼の話す言葉がわかるようになりたいと、独学で中国語（繁体字）を学び始めました。
その時にめちゃくちゃ役に立ったのがハローチャイニーズというアプリ。
息子と同じくスマホひとつでかなり習得したみたいで、ジェイの出てる番組やライブDVDの中のMCを聴いてクスクス笑い出したりして、横で見ていてすごいなぁって思いました。
ビックリ台湾留学
ジェイと彼の出身地である台湾に思いが募っていたころ、学校で台湾短期留学への参加者募集があり、なんとあの内気な娘が行きたいと言い出したんです！
ジェイの話を聞いて欲しいがために部活の友達にも積極的に話しかけるようになっていて、なんとその短期留学に一緒に行こう！と友達を誘ったんです！
すると快諾してくれた友達がいて、一緒に3週間の短期留学へ出かけていきました。
留学の様子、行った先の大学のことや向こうの寮生活のこと、休日誰とどんなプチ観光をしてるかって様子が知りたいのに、娘から送られてくる写真は…
「お母さん、早速空港でジェイみつけたよ！」
「街角にもいたし♪」
「タクシーにもジェイがいたの(≧∀≦)」
って、こんなんばっかり(^_^;)
それでも十分に満喫できたみたいで、私もすごく嬉しかったです。
向こうの学生や中国語の先生に「発音も上手だし、自信持っていいよ！」って褒められて、ご満悦で帰ってきて安心しました。
翌年には叔母を巻き込んで台湾旅行
「食べ物も美味しくて人もあったかかった～(*^^*)♪」と台湾の魅力にどっぷりハマった娘、どこに行ってもジェイと台湾の素晴らしさを語るもんだから私の妹も気になりだして、ついに2人で台湾に行くことに。
で、行った先でも「これ見つけたー！」
「これ、お店の人が取り寄せてくれたー！」
と、こんなんばっかり(^_^;)
ジェイのレストランに行って
ジェイが描かれたカフェラテを楽しんだ模様。
もっと観光旅行的な写真を！と催促して、やっとこんなのが来ました。
そうそう、こういうの待ってたのよ♪
十分でランタンも飛ばしたらしく、書いてある願い事を読んでなんだかほっこり(*^^*)
一緒に行ってくれた妹も「ジェイのおかげであの子にしたらすごい行動力発揮して、中国語も覚えて、本当にすごいね！ジェイにお礼状書かないといけないね！」なんて言ってました。
まだ迷いも悩みもいっぱいだけど
「そんなに台湾好きなら進学でも就職でも向こうでしちゃえ～(≧∀≦)！」って言うと「そういうことじゃないのよね」って、そうなのか…(^_^;)
4年になってから中国語の授業を選択して、北京出身の先生にもベタ褒めされてるくらいなんだけど、だからといって直ちに進路や将来と結びついているわけじゃないみたいです。
自分がやりたいと思えることしかやりたくない！ってのはある意味潔癖症的なのかなって気になる部分もあるけれど、道のりは長くなったとしても、最終的には自分が納得・満足のいく状態に必ずたどり着くから大丈夫、大丈夫！と励ましている日々です。
夢に向かってまっしぐらな息子とはまたちがって、いろいろと難しくて悩みも多い娘だけど、まずは自分の「好き」をたくさん見つけて、いろいろ体験してほしいなって思います。
なんの根拠もなく励ますだけのヘッポコママだけど、どの子も必ず幸せに生きる道を見つけられると信じて応援してる娘のこと、また何か展開があってここで紹介できたらいいな(*^^*)♪
そんな今日の記事も読んでもらえて嬉しいです。
本当にありがとう(^人^)それではまた！
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