今日はタイトル通りの話を早速始めますね。
ネガティブになりがちな娘
私の家族に対する、子育てに対するポリシーは「自己肯定感を持ってもらうこと」って何度も書いてきたし、それを実践し続けているつもりなんだけど、
それでも娘は自分のことが好きじゃない、自信もないって言います。
持って生まれたものなのか、自覚なくても何かそうなる事件があったのか、前世からの因縁か、とにかく時々どうしようもなく落ち込むことがあるんですよね。
そんなときはとにかく話を聞いて、なぐさめやアドバイスを求めていそうならそうします。
自分に自信がない理由
人と自分を比べてしまう
典型的なのは兄ちゃんと自分を比べるクセ。
自分は兄ちゃんみたいに夢や目標も、そこに向かう計画性も行動力もないと。
明るく前向きでみんなとうまくやれる兄ちゃんに憧れる一方で、彼を見ていると落ち込むって言うんです。
「あのさぁ、母さんや父さんが一度でも、兄ちゃんはすごいのにあなたはしょーもないねとか言ったことある?」
「ない…」
「母さん、いつもあなたに何って言ってる?」
「いつも褒めてくれるし、とにかく大切、大好きって言ってくれる…」
「それ、ウソだと思ってる?」
「そんなことないけど…」
他にも、明るく社交的で元気な友達と自分を比べて恥ずかしくなって、自分は誰の目にもとまらないようどこかに隠れていたくなったり、
スポーツでもイベントの仕切りでも芸術的なことでも何でもいいんだけど、そういうのが上手な人を見ては、自分はあんな風にうまくできないって落ち込むみたいなんです。
人からどう思われてるか気にしすぎてしまう
友達から何か相談されたりしたときも、私なんかじゃ何のアドバイスもできないとか、相談事を聞いたせいで自分の態度が変わっちゃって、それを察知した相手が相談したことを後悔するんじゃないかとか、いろいろ思いを巡らせすぎては落ち込んでるんですよね。
さっきの人と比べてしまうってのも、結局それでどう思われるか意識しすぎなんだろうな~。
思いつく限りのアドバイスをしてみた
人の考えはコントロールできない
こう思われるんじゃないか、そう見られるんじゃないか、そういう不安は誰でにでも湧いてくるものだけど、結局人がどう思うかなんてコントロールできないんだよって。
こうしたらこう思ってもらえるってのは幻想で、十人十色みんな違うしどうしようもないんだから考えすぎることは無駄。
自分の基準で誠実に真面目にとか、思いやりを持って行動するとか、自分が納得いく通りにやり切ったらあとは手放してしまうしかないし、その反応が自分好みになるのを期待しても仕方ないぜって。
年齢とかホルモンのせいもある
母さんはこうアドバイスしてるけど、だからってあなたがネガティブになることを責めてるわけじゃないし、気持ちもわかるよって。
悩んで堂々巡りになっちゃうのは年頃というかホルモンバランス?のせいもあると思うから、そういうもんなんだってある意味諦めて許しちゃおうぜって伝えました。
結局自分を受け入れるしかない
家族や友達がどんなにあなたを大事って伝えても、人の目を気にしないようにするにしてもホルモンのせいにするにしても、結局のところ自分が自分を許したり受け入れたり、好きにならないと延々と悩み続ける人生になるよって話しました。
うまく行かないこと、うまくできないことがあってもいいじゃん。そんな自分もしゃーないねぇって受け入れてあげてよ。周りを見ても、それでも素敵な人っていっぱいいるでしょ?
人からどんなに褒められたり愛されても自分がそれを受け入れて認めなかったらどうしようもないんだから、あなたがあなた自身の一番の理解者で味方になってあげてよって。
それに理由なんていらない
自分を好きになるのに兄ちゃんみたいになれたらとか、誰々ちゃんみたいになれたらとか、こんなことができたらとか理由はいらないから、とにかく好きになっちゃいなって話しました。
それは自分を受け入れるとか好きって決めちゃうだけでいいんだよ、理由をかき集める必要はないんだよって。
口から出まかせ?必殺技を伝授
ここまで一生懸命話しても、ただ好きって思うなんて難しいよ、理由もなく好きになんてなれないよと言う娘に、口から勝手に出てきた思いつきかもしれないけど、即席の必殺技?を話しました。
「じゃあさ、いきなり好きになれないって言うなら、まずは感謝しよう。」
「寝る前に自分の胸に手を当てて『〇〇ちゃん、今日も1日頑張ってくれてありがとう』って言ってみな。そしたら胸がじわーんって温かくなって、感謝の気持ちが広がるのがわかるから。」
「私、何にも頑張れてないとか言わないでよ。だって今日1日、心臓ちゃんと動いてくれたじゃん。意識しなくてもずっと血を巡らせて、息だってしてくれたじゃん。」
「神経だってこんだけいっぱい細かく体中に数えきれないくらい張り巡らされてるのに、今日特につらくなるほどどこも痛くなってないってすごくない?」
「骨だって折れてないし、手足は思う通りに動いてくれたんだよ。めちゃくちゃ頑張ってるよね。これ、どう考えてもありがとうでしょ。」
「だから自分に感謝を伝えるの。これ続けてたら、少なくとも自分が嫌いとは思わなくなってくるから。」
自分の胸に手を当てて感謝を伝えるってのは、前に体の調子が悪かった私にとある人がくれたアドバイスなんだけど、そのアレンジ版?言葉の出てくるままに言いながら、なるほどそうだよなぁって思う不思議な感覚でした。
ちょっとでもチカラになれたらいいな
娘はその話を聞いてミョーに納得したというか、腑に落ちた顔をしてました。
でも、バカバカしく思えてきて続かないかもしれないし、続けなきゃ!って気負ったり、続かなかった自分を責めたりされたら本意じゃないから、それはもう本人まかせでって思ってます。
ただ、最後は自分が自分の味方になるしかないってのは本当にそう思うから、どこかのタイミングで心の底からそれに気づいて、自分を受け入れて自分らしくイキイキと人生を歩んでいってくれたらうれしいな♪
そんなことを思いながら、また何か悩んだらネガティブ意識に集中しないように、マイナス思考を増大させないように工夫しながら、話を聞いて向き合って行こうと。そんな役割をもらえることも母の特権だなって有り難く思ってます。だって娘のこと、本当に大好きなんだもん♪
そんで私もめちゃくちゃ落ち込むことがあったら、寝る前に自分に感謝しようっと(*^^*)
今日の記事もあなたに読んでもらえて嬉しいです♪
本当にありがとう(^人^)それではまた!
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