突然ですが私、声がデカくて感情の起伏が激しい人がすっごく苦手です。
それって私が子どもだからかなぁ…と思いつつ、
今日はタイトル通りの話を書きます。
叱ると怒るは違う、の落とし穴
これって結構よく耳にする言葉じゃないかな。
「怒る」は感情にまかせて湧いてきたものを発散する感じ。
「叱る」は相手に良くなって欲しいと思ってする行為、と言われたりします。
概要はその説明でわかるんだけど、「相手のことを思って」「相手に良くなってもらうために」ってのが結構な落とし穴のような気がしちゃうんです。
相手の視点で見ると違わないかも
「相手のためを思って言ってる」それは言う側の考えで、言われる方は全くそんな風に感じないし受け止められないかもしれません。
それにもしかしたら「相手のため」の奥底にある本音が「自分の都合や価値観に合う考え方や行動をしてもらいたい」という願望だったりするかも。
子どももそうだし、たぶん大人だって、そういうのは敏感に感じ取っちゃうもんなんですよね。
相手のために言ってるつもりになったとき、本当にそうかな?って自分に問いかけて考えてみるのは、すごく大切なことだと思います。
叱るのはエネルギーがいる?
「誰だって大きな声は出したくないし、それにはすごいエネルギーが要るから、相手を思ってないとできない」って言葉もよく聞きます。
確かにそうかもしれないけど、大きな声を出さないで相手にわかってもらう方が根気も要るし、その分愛情が要るんじゃないかな。私はそれができる人を尊敬するし、目指してます。
もしかしたら「自分のことを本気で叱ってくれる人はいなかった…」ってワルい生徒が涙する昭和の青春ドラマのイメージが残っちゃって、叱るのがカッコいい大人の正義みたいに思ってたら要注意ですよ~って言いたくなるオジサン、結構います(^_^;)
やっぱり普段が肝心かと
「相手のことを本気で思って叱ってる」が通るには、やっぱり常日頃からその人を尊重して大切にして受け入れていること、それがしっかり伝わっていることが必要だと思います。
そのベースがなくて普段の関係が希薄なのに、今の場面だけ「あなたを思って叱ってる」なんて言ってもそりゃあウソだろと。それって絶対相手にバレてるよ、って思っちゃうんですよね。
↑こういうシーンはどっちかと言うと職場の上司と部下のやりとりに出てきがちだけど、
子育てにおいてちゃんと叱りたいなら、これが大前提だなって思ってます。↓
怒りのコントロール法
いくつかの本で読んだりしてスッと腑に落ちたのが、「怒りは恐れから来る」って言葉。
なるほどね!って超納得しました。
「早くしないと、間に合わないでしょ!」
「壊しちゃったら、弁償しないといけないでしょ!」
「ちゃんとしてくれないと、私が怒られるんだから!」
さっきの例で「、」の後が恐れになってるのわかります?
全部が全部じゃないかもしれないけど、ほとんどの怒りはこんな風に恐れから来てるって。
恐れを検証してみる
でも冷静に考えてみると、間に合わなくてもちゃんとその旨連絡すればいいだけかもしれないし、遅れて行っても誰にも迷惑はかからないかもしれません。
絶対弁償しないといけないわけじゃないかもしれないし、弁償しても大した金額じゃないかも。
本当に怒られるかどうかもわからないし、大した怒られ方じゃないかもしれないし…
挙げた事例が下手な気もするけど、うんと突き詰めて掘り下げて行くと「そんなに恐れる必要ないかも」ってところに行きついちゃったりして。
結局、そうやってきちんと「考える」のって、大きな声を出すことよりずっとエネルギーが要るから面倒なんです。
だからすぐ怒りが湧いてくるのは、考えるのがめんどくさくて放棄しちゃってるだけかもしれません。
昔は短気と言われた私も、怒りに関する理屈を知ってから随分気長くなりました。
良い人間になるために無理して抑えてるんじゃなく、理屈に納得すると少しずつでも使いこなせるようになるんです。
そんで以前よりずっと、平和で幸せになりました(*^^*)。
今日も思ってることを勝手に書いただけになってしまったけど、ブログってそういうもんと納得しよう、そうしよう(*^^*)
そんな記事をあなたに読んでもらえて嬉しいです♪いつもありがとう(^人^)
それではまた!
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