ありがたいことに、私のまわりには本当に素敵な尊敬できる友人・知人がたくさんいます。
その中に幼稚園や保育園の園長先生や理事長さん、事務長さんといった方々もいて、子育て支援の一環として開催する様々な専門家の講演に参加させてもらえたり、良い本を紹介してもらえたり、普段のおしゃべりの話題の中で児童心理について教えてもらえたりします。
子どもを育てる親として当事者真っ只中の時は気づかなくても、そういう人の話の中からなるほど!と納得することってあるんですよね。
今日はそんな話を書いていこうと思います。
子どもは言うことを聞かないけど…
聞いてくれなきゃ、どうしたらいいの?
「子どもにいくら言っても、全然言うことを聞かないんです!」
よく聞くセリフではありますが、それって当然なんだそうです。
これが現実なんだそうです。うわ、めっちゃわかる!
自分が子どもの(言われる方の)気持ちに帰って、親なり先生なり先輩なり上司なりに「ああしろ・こうしろ」言われる立場に立ってみると超わかりますよね。
お説教されるのは気持ちのいいものじゃないし、場合によっては説教されてるストレスだけが心に残って、内容が頭に入ってこない時もあります。「そういうアンタはどうなんだ!」と思った経験も何度となくあります。
だからと言って親の立場にありながら子どもに何も教えず、何も言わなくていいってわけじゃないけれど、大人のすることはちゃんと見ているということの方が大事かと。
挨拶をきちんとできる子になって欲しかったら、「はい、おはようは?」「ありがとうは?」と逐一催促するより、自分がいつでも自然にそういう言葉が出てくる人でいて、それを見てもらえるようにすればいい。
いつも笑顔で機嫌よく人に親切にできる子になって欲しかったら、自分がいつでも笑顔で人に親切でいて、そういう姿をいつも目にして、それが当たり前と思ってもらえるようにすればいい。
そういうことになります。それって確かに大事だぁ(*^^*)
全部が全部そうと言うわけではない
ただ、その子の持って生まれた性格や特性もあるから、自分が実際にやる姿を見せているからと言って、全部その通りにしてくれると思ってはいけません。
例えば私は整理整頓好きですが、私がどんなに日々それを実践していても他の家族はみんな無頓着で、部屋が散らかってても全然平気。
ま、そういうこともあります(^_^;)。
子どもの考えや行動を全部自分の理想通りにしようと思うことがまず、違うと思った方がいいですね(*^^*)。
感情的になることは…
もうひとつ印象に残っているのが
という言葉。「軽蔑」だったかどうかちょっと記憶が曖昧なんだけど、言いたいことはわかります。
自分が子どもの頃を振り返ってみると、感情的に怒ってこられた時って心のどこかで「この人の言うことは聞けないし、聞く意味や価値があるのか?」と疑う心があったように思います。
とりあえず怖いから、うまくおさめるために謝ったり指示に従ったりするけれど、どこか奥の方にそういった冷めた気持ちがあったな~と。
私の母はしょっちゅう怒り狂うタイプだったのでめっちゃわかるし、例えば小学校とかにやたらヒステリックキャラの先生とかいませんでした?同級生たちはそんな先生を尊敬してなかったですよね。
だからやはり、伝えたいことやわかって欲しいことがあるなら落ち着いて、怒りにまかせたり大声を出したりせずに伝えることが大事だなぁと思います。
「そうは言ってもイライラするし、怒らずに伝えるなんて無理!」と思ったら、この記事で紹介した本が役に立つかも(*^^*)
結局、子育ては親育ち
言うよりもやる、感情的にならず落ち着いて。
結局「子育ては親育ち」だなぁと思います。
子どもの考えや行動を自分の理想の方向に持って行こうとするんじゃなく、自分がどうあるかが大事だし、人としての成長を否応なく促されるなぁと。
そういう意味でもやっぱり私にとって子どもは尊敬の対象です。ありがたやー!
今日はこの辺で終わりますが、子育ての話もまたちょくちょく書いていきますので、良かったらお付き合いくださいね。
それではまた!
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