成人式を前に思うこと、息子と話したこと。

スーツ子育て

普段は寮生活中の息子もお正月休みには帰省し、一旦寮に戻って、今週末の成人式のために再び帰ってきます。

去年の夏にハタチの誕生日は迎えてるわけだけど、成人式を迎えるにあたって思うことと、息子に言われて嬉しかったことを書きますね。

成人とは

あえて「成人」の正確な定義を詳しく調べることなく個人的な考えで言うと、今の日本の一般論的には単に「ハタチになったことをさす」のかなって思います。

成人とか大人を完全に自立した人と定義してしまうと、そうでもない場合もかなりあるんじゃないかと。

息子の場合

ウチの息子もまだ学生だし、これからも数年学生をします。つまり経済的にはまだまだ親の援助を必要とするわけです。

でも学費や寮費・寮食費、教科書代とほんの気持ち程度のお小遣いは親が出してるけど、他は自分でなんとかしてます。

洋服や下着、カバンや文具、洗剤ほか日用消耗品、友達づきあいにかかる外食費や娯楽・交通費などは全て自分のバイト代でまかなって、全然親に言ってきません。

既に離れて暮らしているので掃除洗濯とか身の回りの世話は一切しなくていいし、今後の進路も全部自分で決めているので、何も心配せずほっとけるタイプの子です。

こうして見ると、4割子ども・6割大人って感じかな(*^^*)

私のハタチの頃は

ちなみに私は高校卒業してすぐ就職し、ハタチの時は社会人2年生。

親が厳しくて絶対に一人暮らしをさせてくれなかったけど、お給料から家賃光熱費食費分として結構な金額を家に入れていたし、掃除洗濯食事の用意は時々、家族みんなの分やってました。

免許も18ですぐ取って通勤始め全ての移動を自分でしてたし、親のアッシーもしてたし、保険税金ほか全部自分で納めてて、ハタチの時は既に完全に大人の気分だったなぁ…

運転練習

それでも異常なほど私を束縛してくる母は、「おばあちゃんに(成人した姿を)見せに行かないかん」とか言って成人式会場に迎えに来て、田舎に私を強制連行。

見せるも何も派手な晴れ着とかじゃなく自分で買ったスーツ着てたし、本当は友達と再会して盛り上がったり、彼氏(今の主人)とお祝いしたりしないよう引き剥がしたかっただけだと今も思ってます。ブーブー!

息子の成人式準備

話がそれちゃったので戻すけど、6割大人の息子は成人式のための帰省スケジュールも、何を着るかの準備も全部自分でしちゃってます。

イギリス好きの息子はキングスマンみたいにテーラーでダブルのスーツを仕立てたいとか言ってたけど、学会やら卒研・卒論に追われてそんな暇がなかった模様。

結局前に親からプレゼントしたシングルのスーツに自分でベストとおしゃれなラベルピンを買い足して三つ揃えにして着るみたいです。

スーツ
※この写真はイメージで、息子の現物ではありません。

女の子の晴れ着の準備ってもっと大変そうだけど、男の子はラクでいいなぁ。って、私がほっぽらかし過ぎというか冷たいだけかな(^_^;)

成人式前に思うこと

子育てって夢を見てたみたいな感覚

息子が赤ちゃんの時、すべすべのお肌を撫でながら「このかわいいぷにぷにの足にもいつかすね毛が生えて、オッサンになるのかなぁ。いやだなぁ。。。」なんて思ったことがありました。

赤ちゃんの足

寝ない・飲まない・黙らないのスーパーベビーで発狂しそうになったり、気難しい子で大変だったり、起立性調節障害で悩んだりもしたよね…

積極的な子と消極的な子の育て方。行動力抜群の息子編。
ウチの息子は今高専5年生。来春から大学3年に編入が決まっています。今もAIの研究にどっぷりハマっていて、将来的に博士を目指しています。そんな息子のこれまでを記事にしてみました。

でも、すね毛も生えて成人式を迎えた今振り返ると、ここまであっと言う間?ものすごく早かったと言うか…

いや、早かったって表現も何か違うんだよね。記憶はあるけど実感と違うと言うか、夢を見てたみたいな感じに思うの。

はたまた面白い映画を本数も忘れるくらいいっぱい観て、大体のストーリーとか面白い場面は印象に残ってるけど覚えてない部分や忘れちゃった映画もたくさんあるみたいな、それにも近いかな。

公園で遊ぶ男の子

本当は「今ここ」しかなくて過去や未来は幻だ!みたいなことを量子論、脳科学、スピリチュアルなんかで言われたりするけどわかる気がする。そんな感じ。

子育ても、現在・過去・未来の時間の流れも、なんだか不思議だなぁ。

成人式前に言われて嬉しかったこと

お正月休みに帰省して、結構友達と飲みに行ってた息子。

全国チェーンのお手頃な居酒屋とかじゃなくて、イングリッシュパブでウイスキー飲んできたとか言うんだからお洒落だねー!

パブでウイスキー

そんでちょっぴり酔って帰ってきて、起きてた私にいろいろ話をし始めたわけ。

その内容が「父さんと母さんがどれだけすごいか」って話(*^_^*)

「父さんは男として本当に凄いと思う」って、たぶん仕事に対する責任感とか、家族に対する責任感、誠実さ、真面目さ、努力家であることだと思うけど、

「母さんは特別なコレ!って出来事では例えられないと言うかそういうのじゃないけど、小さな毎日の積み重ねで人としての在り方とか考え方とか、大切なことをいつもずっと僕に教え続けてくれた」って。

「父さんと母さんは本当にすごい人だし、尊敬してるし感謝もしてる。本当にありがとう」

酔った勢いで?そんな風に言ってくれたんです。

すごく照れくさくてどうしたらいいかわからなかったけどやっぱり嬉しかったし、かわいい赤ちゃんがすね毛の大人に成長するのもいいかもねって思いました(*^^*)

そんな息子も成人式のあとは久々に会う友達と昔話に花を咲かせることでしょう。

飲み過ぎて失敗しないように気を付けながら、お洒落なバーで楽しんで来てね♪

そんな今日の記事も読んでもらえて嬉しいです。
本当にいつもありがとう(^人^)それではまた!

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