家庭菜園初心者は小カブから始めて正解だった!って話。

家庭菜園で収穫家庭菜園

2020年の6月、家庭菜園の手始めとしてプランター栽培してみたことを書きました。

プランター家庭菜園に挑戦!ベランダに掛ける工夫で初収穫できた話。
ちょこっとしたところから家庭菜園始めたいなと思い、プランターセットを買って種を撒いたのが5月の半ば。最初の収穫までの話と今後の計画を書いてみました。

その記事の最後に、今度は庭を自然菜園にする!秋から畝づくりする!って感じで書いてたんだけど、それから約1年経った今、ウチの庭は本当に徐々に自然菜園になりつつあります(*^^*)

これまでの過程を振り返って、最初に取り組んだのが小カブで正解だったと思うので、ご紹介しますね♪

初めての家庭菜園(自然栽培)

教科書にしている本

プランター栽培でほんの少しの経験を積み、これから庭で家庭菜園するにあたっては絶対!虫よけや除草剤などの薬や化学肥料を使わない自然栽培で行きたいと思っていたので、参考になりそうな本を図書館で数冊借りて読みました。

そのなかで一番わかりやすくて良かったのがこの本。

これを私の教科書として購入し、進めて行くことに決めました☆

初めての畝づくり

スタートは秋~初冬がベスト

まずは草刈りから

自然菜園は耕さず、雑草をうまく活かして野菜を育てるのが基本。最初だけ畝を立てたら、壊すことなく修復しながら何年も使い続けるんだそうです。

ウチの庭は雑草だけがびっしり生えた状態だったので、まずは草刈りからやる必要がありました。

教科書通り畝は1㎡のものとしてそれを3つ。通路も含めて5m×2mの範囲を整地します。

庭で作業しやすい気候で、雑草を刈っても次々に後追いで生えてくることのない11月頃に場所を決め、その範囲の雑草を全て生長点の下から鎌で断ち切るという作業を始めました。

一気に無理するとイヤになるし、最初の種まきは春に設定してあるので、気が向いた時にのんびりちょこちょこ進めていくスタイル。

ところがやり始めると意外にこれが楽しくて、草が切れるザクザクという音を聴きながら無心に草刈りをしているとなんだか瞑想状態になり、これが病みつきに(*^^*)

そんなわけで割とスムーズに草刈りは完了しました。

次は畝立て

畝立ての時、堆肥や有機物を利用して土壌生物が暮らしやすい環境を整えるのがポイント。

なので教科書の「1年目だけ自然菜園に入れるもの」を参考に、完熟堆肥や腐葉土、燻炭、米ぬかなどを混ぜ込んで3つの畝を立て、その上から刈り取った雑草をかぶせて準備完了!

「野菜がたくさん採れる良い土に育ちますように」と柏手でお祈りして、春までそっとしておくことにしました。

実際そうやって微生物を増やして環境を整え、土を育てるわけですが、秋冬スタートなのは仕込み作業のしやすさだけじゃなくて、悪さする雑菌が出てきたり増えたりしないという意味でもベストなんだそうです。

初めての種まき

そうしてひと冬超えかけた2月16日、いよいよ初めての種まきに挑戦!

始めての野菜は、この小カブにしました~!

3つの畝のうちから1つを選んで、種まきするための2列分だけかぶせておいた枯草をかき分けます。

そこへ丁寧に種をまいて土をかぶせたら、種の袋の後ろに書いてある通りトンネル栽培にすることにして、ホームセンターで買ってきたトンネル支柱と不織布をかぶせて準備完了!

家庭菜園のトンネル栽培

自然菜園だから基本的には何もしません。よほどの渇水じゃない限り水やりもしないし、肥料を撒いたりもしません。

途中で急に冷え込んだ日もあったので不織布を2重掛けにはしましたが、幸いにも雨と晴れの割合もほどよくて、ホント何もせず様子だけ見てました。

最初の発芽

種まきから11日目の2月27日、想定より日数はかかったけどかわいい芽を発見!

小カブの発芽

またまたゆっくりペースの気はするけど、3月4日はほぼ全部の芽が出そろいました♪

芽の出揃った小カブ

3月10日でこんな感じで…

小カブの双葉

3月17日には本葉も出揃ってます☆

本葉の出揃った小カブ

ほどよく間引き

こちらを参考にしながら土寄せや間引きをして、

カブの育て方・栽培方法|失敗しない栽培レッスン(野菜の育て方)
初心者でもできる!基本の土作りから肥料のやり方、野菜の種まき、苗作り、栽培管理、病害虫対策、収穫まで、代表的な野菜の育て方を図解入りでわかりやすく解説しています。

間引き菜も美味しくいただきました♪

小カブの間引き菜

3月29日にはこれくらいに葉が育ち、

小カブの成長過程

4月3日にはトンネルに頭が当たってどうしようもないほどに成長(^-^)

葉カブの成長過程

いよいよ初収穫!

4月8日にはかわいいカブちゃんがこのくらい見えてきてます♪

見えてきたカブの実

実は私、勘違いしてて、小カブと言っても直径6~7cm位にはなるもんだと思ってたら、この品種は「葉カブ」と言ってそこまで大きくならないらしく…(^_^;)

葉の丈はもう40cm超えてるし、この日に第1陣の収穫となりました。

小カブ収穫

カブの実自体の大きさは大体直径3cmくらい。その後も何回かに分けて収穫。

小カブ

葉がメインで実がおまけって感じで、葉の味は小松菜に似た感じ。

浅漬けにしたり、中華炒めにしたりして、初めて自分で自然栽培で育てた小カブちゃん、とっても美味しくいただきました♪

小カブの浅漬け

最初に小カブがおすすめな理由

こんな風にすごく順調に育った小カブちゃん。家庭菜園を初めてやる人におすすめです。

なぜなら

  • トンネル栽培だから野鳥に種を食べられることがない
  • トンネル栽培だから虫に葉を食べられる心配もほとんどない
  • やることは土寄せと間引きだけ
  • あとは時々トンネルを開けて成長具合を見てニンニンするだけ

と、私がこんな感じだったからです。

失敗してしまう要因がなく、最初から綺麗に実って収穫できると、今後の家庭菜園の取り組みも前向きに楽しくできるしね♪

ひとつだけ一瞬後悔したのは、畝1つ分しか育てなかったので収穫量がこくわずかだったこと。

でも、いきなり全部の畝で育ててうまくいかなかったらヘコむし、そもそもこの小カブ栽培は教科書にしている「1㎡からはじめる自然栽培」には沿ってない、イレギュラーな思いつき栽培だったのです。

自然栽培の本では野菜の病気や虫の被害を防いでよく育つための組み合わせや(ひとつの畝の中で何種類かの野菜を育てます)、〇月にこの野菜のタネを撒き、〇月にこの野菜の苗を植える…といったスケジュールも載っています。

それらを脇に置いての小カブだったので、この後植えて行く様々な野菜との相性もわからないまま全部の畝を小カブ後栽培にするのはちょっと…と不安だったので、仕方ないっちゃ仕方ないのです。

というわけで、最初の小カブは大成功!

その後のわが自然菜園のストーリーも今後紹介していくので、お楽しみに!

そんなこんなで、久しぶりの記事を読んでもらえて感謝です。
何か少しでも役に立つことがあれば嬉しいな♪
本当にありがとう(^人^)それではまた!

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