弘法大師さま誕生の地・善通寺で空海さんを感じた話。

善通寺の弘法大師像不思議体験

四国には八十八ヶ所があるのに、ほとんど行ったことがない私。

でも、珍しく参拝したお寺・香川県の善通寺で、空海さんのあったかさを感じたことを書きます。

お寺に行く機会が少ない理由

普段神社ばかりで、なかなかお寺には行かない私。

理由は単純、お作法がわからないから(^_^;)

神社なら鳥居で一礼→手水舎でお清め→ほぼ一直線の参道では端を歩く→拝殿でお賽銭して鈴を鳴らし二礼二拍手一礼…と手順に迷うことはないのですが、

お寺はどこからが敷地?お辞儀はいらないの?えっ、手水舎がある!やり方は同じなの?と戸惑い、

「〇〇堂」みたいのが点在していてどの順番でまわるのかわからず、お線香って必ず立てるものなの?とか思って人をジロジロ見てしまったり、とにかく挙動不審になっちゃうの。

それがなんだか恥ずかしくて、お寺を敬遠してしまうアラフィフ主婦です。。。

善通寺に行った理由

2017年春のある日、帰省中だった息子が所属する部活の大会に参加するため、善通寺近くのスポーツセンターにJRで行く予定でした。

ところが家の最寄り駅まで送り届けて気が済んでいたら、「JRが止まってる!どうしよう!」と息子からSOSが。

大会を欠席するわけにもいかず、急遽現地まで車で送り届けることになりました。

息子を降ろしたあとそのまま帰るのも何だかシャクだなぁと思い、近くに寄るとこないかな…と探したのですが、何せ地名が善通寺なのに、そしてすぐそこなのに無視するわけにもいかない気持ちになって、参拝することにしたのです。

弘法大師さまのふるさと善通寺

私的には「空海さん」の方がしっくりくるのでこれで進めますね。

善通寺はお遍路さんが回る四国霊場第75番札所だそうですが、それよりなにより、空海さん誕生の地なんですよね。何で1番じゃないんだろ…と思ってしまうお寺初心者コソオワさん。

それはさておき、初めての善通寺にちょっとドキドキしながら駐車場に車をとめました。

敷地も駐車場もめちゃめちゃ広くて、すぐそばに大きな鳥居もあります。お稲荷さんだった気がするけど、その日は参拝しませんでした。

小さな太鼓橋を渡って敷地に入ります。

善通寺の太鼓橋

するとやっぱりナントカ堂が左右に分かれて点在してます。観光的に参拝したよそ者が入っていい建物なのか、そうでないのかもわからなくて、例のごとく挙動不審になってしまいつつ、奥へと進みました。

善通寺の通路

五重塔がとっても素敵

少し歩いて開けた場所に着くと、そこには美しい五重塔が。

善通寺五重塔

写真に収めるのがなんだか難しいけど、もう少し寄ってみました。

善通寺五重塔

善通寺の本堂は薬師如来坐像の金堂

五重塔のそばには本堂らしき建物が。

善通寺本堂の金堂

手前のお線香はスルーして建物に入ろうとすると、小窓のあるカウンター的なものの中に職員さんがいます。

拝観料か何か払うの?とまた戸惑いましたが、参拝するだけなら特に何かやりとりする必要はなさそうだったので、中の大仏さま(正確には薬師如来坐像)さまの前に立ちました。

それがとっても優しいお顔で、ぼーっと見ているだけで癒されるんです。

二拍手しないように気を付けながら手を合わせ、日ごろの感謝をお伝えしたのですが、できればずーっとそこに居たいような、本当にあたたかな大仏さまでした。

空海さん誕生の時からある大楠がすごい!

再び外に出ると、空海さん誕生の頃からあるという大きな2本の楠が。

幹回り一体何メートルあるんだろ~と思いつつパシャリ。

大クス

あっちからもこっちからもパシャリ。

大楠

虹の帯も写って…

大楠

すご~く素敵な写真に♪

楠

仁王門にも虹の帯が。

善通寺仁王門

こんなの太陽の位置とレンズの関係でしょ~と言えばそうだし、でも全部同じ方向に撮ったわけじゃないからそれだけじゃないでしょ~と思えばそうだし、

何か感じる人は感じるし、そうでない人はそうだし…(*^^*)

私が感じた善通寺

たまーにお寺に行ったりすると、敷地内の氣が重厚な感じを受けるんだけど、この善通寺はスカッとスッキリ清々しく、神社に似た軽やかさがありました。

大楠からはおおらかさとあたたかさが放たれていて、それがそのまま空海さんのエネルギーのように感じます。

それに触れられたことが嬉しくて「来て良かった~♪」とハッピー気分になりました。

おかげで帰りの長距離運転もなんのその。こうして記事を書きながら、また行きたい気持ちがふつふつと湧いてます(*^^*)

そんな善通寺、私みたいにお寺素人の方にもぜひお勧めします。

「行ってみたいな」と気になるかどうかがポイントですよ☆

そんな今日の記事も読んでもらえて幸せです。本当にありがとう(^人^)
それではまた!

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